César_Ritz
高級老舗ホテルの代名詞・リッツの創業者、セザール・リッツの若いころをご存知ですか?
実は、靴磨きや売春宿のドアマンの仕事をしていたんです。
15歳でホテルのウェイターの職に就いたことで、人生を変えていきました。
実力で、一流ホテルの現場にも関わるようになり、キャリアを積みながら次第に頭角を現したそうです。
モンテカルロ/グランドホテルの支配人時代には、1年でその収益を倍にしたりと、
実力を示し、キャリアアップしていきました。現代では、大規模な顧客開拓といえば「広告」ですが、
まだ【ラジオすらなかったメディアインフラの整わない時代】に収益を倍にするという事はとてつもないことです。
セザールは、顧客のニーズを細かくキャッチし、確実に実現させることによって【固定客を増やし】ました。 世界の富豪や王族たちが、彼の魅力の虜となりました。
そして1898年に独立、いよいよパリにホテル・リッツを創業したのです。
それでは、そんなセザールの名言をひとつご紹介。
「顧客に求められたら決してノーと言ってはいけない。相手が月をほしがったとしてもだ。とにかくやってみる余地はある。 いずれにしても、ダメだったあとで、説明する時間はたっぷりある。」
出来ない理由を考える前に、やるということを信条としていました。
このスタンスは、大切ですよね。
当店もこのスタンスを貫いていますので、何でもまずご相談ください。
そして考える前に。。。すぐ磨きにきてください笑
そして、もう一つ!
この話には、違う見方をしたときに、一つの教訓が含まれていると思います。
人を評価する際に、職業や立場、年収、年商、地位などを観察し、今の位を大切にする人は損をするということです。
能力や技術・その人そのものをまず知り、将来も含めた付き合いができる人は、きっとセザールの恩恵を受けたはずです。
ですが、ほとんどの人が、おもしろいくらい外側に書かれている地位や看板しか見なかったはずです。
今から下がる可能性も上がる可能性も無視して、今しか見ていないから、地位や現在の看板が大事なんです。
高いところからも落ちる、低いところから上がる 可能性があります。
損をしないためにも、まずは深く知ることが、物事・人との付き合いで大切なことですね。
靴磨きも深いんですよ~ 体験し、感じて、良く知ることで、本物の価値を判断していただけると思っています。
ご来店お待ちしております。